ワインセミナー

ワインに入っている酸化防止剤とは?

2020/11/16

たまに、「酸化防止剤が入っているワインを飲むと悪酔いする」や「二日酔いになる」などの話を聞きますが、酸化防止剤とは一体どんなものなのでしょうか?

酸化防止剤とは?

文字通りワインの酸化を防いでくれるものです。
亜硫酸(SO2や二酸化硫黄とも表記します)は水溶性の硫黄(水に溶けている状態)で
酸化しやすい性質を持っています。
だから、他の成分に先立ち酸素と結合します。
この事によってワインを酸化から防いでいます。
さらにアルコールが酸化したことによって発生するアセトアルデヒドとも結合して
すでに酸化した状態のワインも回復してくれます。

しかし、脱色作用があるのでワインの色が薄くなつたり、
果実味が減ってしまったりするデメリットもあります。

頭痛の原因?人体への悪影響はほぼない

亜硫酸はほぼ、硫黄なので高濃度で人体に入れば有害です。
でもワインに入っている亜硫酸は驚くほど少ないんです。
なので、害はないと言い切ってい良いでしょう。

さらにワインの中に溶けた時点で酸化防止剤のだいたい半分くらいは糖分などの成分と結合して無害になりますし、瓶詰め後の時間経過によっても減少していきます。

亜流酸は他の食材にも多数使用されていますが、
干しぶどうへの最大含有量 1,500mg/Kg に対して
ワインへの最大含有量 350mg/Kg  と

ワインへの使用は他の食材と比較してもとても少ないです。

※アレルギーの方や、喘息をお持ちの方はごく少量でも発作を引き起こす可能性がありワインの摂取を医師に止められることもあるそうです

オーガニックワインは完全に無添加?

有機栽培の認定機関の認証を得ているオーガニックワインは完全に無添加かというと
実はそんなことはありません。

このような認証機関は、国が定めている亜硫酸の最大含有量より、さらに厳しい基準で
亜流酸の使用を制限しています。(イメージ的には30%位削減している感じ)
逆にいうと、完全な無添加なワインは存在しないと言って良いでしょう。

※亜硫酸は添加しなくてもアルコール発行の過程で少量発生してしまいます。

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