【醸す人ファイル1】ドメーヌ ジャンヌ ガイヤール

DOMAINE JEANNE GAILLARD
ドメーヌ ジャンヌ ガイヤール

jan

1984年、ワイン醸造家ピエール・ガイヤール氏の長女として産まれました。幼少時代より父親の側で仕事を見て成長し、1996年から畑の仕事、カーヴ(ワイン貯蔵庫)の仕事などを手伝うようになりました。2003年にバカロレア(日本の高卒程度の資格)取得。その後、ボーヌの栽培醸造専門学校で4年間勉強し、アルコール飲料販売とワイン栽培醸造のデイプローム(資格)を取得しました。その間、ドメーヌ・バシュレ・モノで2年間修行し、カリフォルニアでも経験を積みました。2007年からドメーヌ・ピエール・ガイヤールに加わりました。その後、2008年にVins de Paysの8haを父親から譲り受け、ドメーヌ・ジャンヌ・ガイヤールを設立しました。

HP_Jeanne, Pascale et Pierre Gaillard

白ワインは、研修をして知り合いになったブルゴーニュのドメーヌ・バシュレ・モノの3回使用した樽を譲り受け、プレス後すぐに樽に入れ、醗酵・熟成を行います。赤ワインは、選別・除梗の後、グラスファイバーのタンクに仕込みをして温度を25℃くらいに抑えながら低温醗酵します。醗酵後も25℃に保ったまま、7~8日間ほど寝かせます。ピジャージュ(皮の撹拌)はほとんど行わず、一日2回のルモンタージュ(果液循環)を行います。熟成はステンレスタンクで行っています。

ピエール氏の醸造所の一角を専用のスペースにして仕事を行っています。父親から学んだことを基礎としつつ、自分のスタイルを造り出そうという意欲のもと、父親のスタイルよりソフトで果実味の豊かなものを目指しています。

2016年8月7日浴衣ワイン会2016年8月28日浴衣ワイン会にて使用

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