みなさんパーカーポイントはご存知ですか?ワインショップに行くと「パーカーポイント〇点!」というシールがボトルに貼られているので、なんとなく見たことはあるという方は多いのではないでしょうか?
1947年にアメリカ、メリーランド州生まれた、名実ともに世界で最も影響力のあるワイン評論家ロバート・パーカーさんが自ら生み出したワインを100点満点で評価する手法です。
採点方法が実は以下のように定義されているとのことです。
評価に値するワインに選ばれることで、50点が与えられ、その上で加点評価が与えられていきます。
・評価に値するワイン:50点
・ワインの総合的な色と外見の評価:1点~5点
・アロマ(ブドウの香り)とブーケ(熟成してできた香り)の強さと複雑さ、清潔さの評価:1点~15点
・風味と後味は、味の強さと調和と清潔さ、後味の深さと長さを見ての評価:1点~20点
・全体の質のレベル、また若いワインの場合 は将来の熟成と進歩の可能性に対しての評価:1点~10点
以上、全てがパーフェクトであれば100点満点となります。
その結果、得られたポイント数で以下のようなカテゴリ分けがされています。
100~96点 Extraordinary【格別】
95~90点 Extremely good【傑出】
89~80点 Quite good【かろうじて並以上から優良】
79~70点 Above average【並】
69~60点 Average【並以下】
本当に良いと評価されるワインは、パーカーポイントで85点以上を獲得したワインであり、その割合は世界中のワインの中で僅か1%だそうです。
ある意味パーカー氏の個人的な評価なので、フランスなどで決められている既存の伝統的な格付けとはまた違って、リーズナブルなワインでも高得点を得る場合もあるようです。ただ、実際に高得点を得たワインは売れていき、価格も上がっていくようなので、新たな格付けとなっているようですが、、、。
私も調べるまではパーカーさんがざっくり「んー87点!」と点けているのかと思っていたら、一応ちゃんと内訳の基準があるんですね。これからは合計点だけじゃなくて内訳も気にして調べてみると面白いかもしれません。
★告知★
12月9日(土)開催予定の独身ワイン会ではそんなパーカーポイント90点【傑出】以上のワインからシニアソムリエのオススメの白3本、赤3本の計6本をご用意いたしますので、独身かつ90点以上のワインを飲んでみたいという方はぜひご参加ください。