ワイン好きな人と会話するとき、独特のワイン用語が出てきますよね。
そんな用語のひとつである”ニューワールド(新世界)”
今回はこの用語について解説していきたいと思います。
ニューワールドの意味は読んで文字のごとく
new world(ニューワールド)
これは、そのままの意味で新世界です。
ワインの原料のぶどうは、フランスを始めとするヨーロッパが起源とされており、必然としてヨーロッパでは昔からワインを生産して飲んでいました。(これがつまり旧世界)
時代が進むにつれて
ヨーロッパからぶどうが様々な国に伝播していきます。
そこは、比較的ぶどう生産の歴史が浅い産地となります(つまり新世界)
おざっぱに分けると
フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、その他東欧諸国などが
旧世界に分類されています(ぶどう生産の歴史が長い)
ニューワールドとしては
アメリカ、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、日本などの
比較的ぶどう生産の歴史が浅い国が新世界として分類されます。
どっちが良いのか?
これに関しては、賛否両論です。
私自身も旧世界も新世界も両方大好きです。
ただ、間違いなく言えるのは
「新世界」だからワインとしてのレベルが低いなんてことは決してありません。
むしろ、フランスをはじめ世界的に主流になっている最新の醸造技術は
ニューワールド発祥のモノもたくさんあります。
そして、1976年のパリスの審判でも新世界のワインの素晴らしさが実証されましたね!
カリフォルニア大躍進!パリスの審判とは?
新、旧の飲み比べをしてみませんか?
CAMOS TOKYOでは、新世界と旧世界を織り交ぜたワイン会なんかも企画しています。
【アフタヌーンワイン会】産地対決。フランスVSカリフォルニア
ぜひ、あなたの舌で新、旧それぞれのワインを飲み比べてみてください。
慣れてくると、「これは新世界ぽいな」とか「これは旧世界だろうな」とか味わいや特徴から予想できたりします。
(逆に予想と正反対でびっくりすることもありますが)
ぜひ、同じワインを飲んで感想をシェアして楽しく時間を過ごしましょう!
ワインに詳しい必要はありませんし、ほとんどの方が1人で参加されているのでお気軽にご参加ください!