イタリアワインの基礎辞典|北部③

こんにちは。
CAMOSスタッフのNAOです。

前回のワイナリー旅行記はいかがでしたか?
日本ワインの品質が向上し、世界的に評価されているのも納得出来るブドウ栽培とワインの醸造でした。

今回はまた戻りまして、イタリアワインのよく見かけるDOCG、DOCワインをご紹介します。
DOCG、DOCとは?という方は是非、こちらから宜しくお願いします。

イタリア地図
目次

⑥ヴェネト州

ヴェネト州は水の都で知られるヴェネツィアを州都に有する、イタリア最大のワイン産地の1つです。
そのためご紹介するワインもたっぷりです。

ワイン名Soave DOC(ソアーヴェ)
品種ガルガーネガ(白ブドウ)主体
その他爽やかで飲みやすく、デイリーワインとしても楽しめるイタリアを代表する白ワイン。

では、CAMOS会で度々登場するソアーヴェDOCワインをご紹介します。

【ワイン名】
Villa Mura Soave(ヴィッラ ムーラ ソアーヴェ)

【品種】
ガルガーネガ(白ブドウ)
トレッビアーノ(白ブドウ)

【味わい】
フレッシュで爽やか。キンキンに冷やして夏に飲みたい白ワイン。

ワイン名Valpolicella DOC(ヴァルポリチェッラ)
品種コルヴィーナ(黒ブドウ)主体
その他タンニンが優しくフルーティで飲みやすい赤ワイン。

ここで1つ製法をご紹介します。

アパッシメント

酸味が高い早い段階でブドウを収穫、その後、屋内で乾燥させる事により果実味を凝縮させる製法。
この製法で造られたワインをパッシートと呼ぶ。

アパッシメントによって出来る辛口と甘口のパッシートスタイルワインをご紹介します。

ワイン名Amarone Della Valpolicella DOCG(アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ)
品種コルヴィーナ(黒ブドウ)主体
その他果実の凝縮感、アルコール度が高くリッチで深みある味わい。
ワイン名Recioto della Valpolicella DOCG(レチョート デッラ ヴァルポリチェッラ)
品種コルヴィーナ(黒ブドウ)主体
その他糖分を残して甘口に仕上げる。アマローネと同じくアルコール度が高く、果実味の強い味わい。
ワイン名Recioto di Soave DOCG(レチョート・ディ・ソアーヴェ)
品種ガルガーネガ(白ブドウ)主体
その他同じく糖分を残して仕上げる甘口白ワイン。ドライフルーツなどの上品なアロマと味わい。

そしてもう1つ製法をご紹介します。

リパッソ

アマローネの発酵が終わる手前にブドウ果皮を抜き取る。
そしてそのブドウの果皮を発酵が終えたヴァルポリチェッラワインに加え、再度発酵を行う製法。

ブドウの果皮に残ってる糖分と移動の時についてきた酵母が反応し、再度発酵が行われます。
低価格でアマローネのような味わいを楽しむ事が出来るメリットがあります。

ワイン名Valpolicella Ripasso DOC(ヴァルポリチェッラ・リパッソ)
品種コルヴィーナ(黒ブドウ)主体
その他ヴァルポリチェッラのワインと比べてアルコール度が高く、煮込んだ果実の風味が特徴的。

ヴェネト州の最後は気軽に楽しめる大人気のスパークリングワインをご紹介します。

ワイン名Prosecco DOC(プロセッコ)
品種グレーラ(白ブドウ)主体
その他シャルマ方式という大きなタンクで泡を造るので、ブドウの華やかなアロマを残す事が出来る。またコストも抑えられる。

では、CAMOS会で登場したプロセッコDOCワインをご紹介します。

【ワイン名】
Brilla! Prosecco Rose(ブリッラ! プロセッコ ロゼ)

【品種】
グレーラ(白ブドウ)
ピノ・ネロ(黒ブドウ)

【味わい】
フレッシュ&フルーティ。チャーミングな果実味を楽しめるワイン。

長期熟成向きのワインから気軽に楽しめるワインまで様々なスタイルのワインがあります。

⑦フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州

イタリアの北東部片隅に位置するフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州(フリウリ)は上質な白ワインの産地として高く評価されています。
フリウラーノという白ブドウ品種が代表的で、フレッシュな果実に加え、アーモンドのようなニュアンスも楽しめる白ワインです。

また近年では、フリウリで造られるオレンジワイン(白ブドウを赤ワインの醸造方法で造るワイン)が注目を浴びています。

フリウリでもアンフォラ(素焼きの壺)を使った醸造が行われており、「スキオペット氏が白ワインの醸造方法を確立、ヨスコ・グラヴネル氏がアンフォラを使った醸造方法を確立」という歴史があります。

オレンジワインに使われる代表的な白ブドウ品種はリボッラ・ジャッラです。
このブドウから造られるオレンジワインは、綺麗な黄金色でアプリコットやオレンジピール、紅茶やスパイスのニュアンスも楽しめます。

是非、赤ワインと白ワインの中間的なオレンジワインも試してみて下さい。

⑧エミリア・ロマーニャ州

パルマの生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノ、モデナのバルサミコ酢、ボロネーゼの発祥地など、エミリア・ロマーニャ州は美食の街です。
この美食の街で造られるワインを1つご紹介します。

ランブルスコという黒ブドウ品種を使って、辛口から甘口までさまざまなスタイルで仕上げる、アルコール度が低い赤又はロゼの微発泡ワインです。
お食事と合わせてお昼から楽しめる軽めのワインです。

では、CAMOS会で登場したランブルスコワインをご紹介します。

【ワイン名】
Medici Ermete Quercioli Reggiano Lambrusco Dolce(メディチ エルメーテ クエルチオーリ レッジアーノ ランブルスコ ドルチェ)

【品種】
ランブルスコ(黒ブドウ)

【味わい】
いちごの豊かな風味、優しい甘味、お食事にも合わせやすいチャーミングなワイン。

是非、エミリア・ロマーニャ州の食べ物と一緒にランブルスコワインを楽しんで頂きたいです。

まとめ

ヴェネト州、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州、エミリア・ロマーニャ州の代表的なワインとワインのスタイル、そしてCAMOS会のワインをまとめてみましたが、いかがでしたか?

ヴェネト州ではアパッシメントしたブドウやリパッソして造られるワインがあったり、フリウリではオレンジワインが注目されていたり、エミリア・ロマーニャ州では赤又はロゼの微発泡ワインがあったりとそれぞれの州で個性があり、面白いですよね。
また、お食事と合わせて気軽に楽しめるワインが多いのも嬉しいです。

以上でイタリアの北部が終わりです。
次回から中部に入ります。

次回もお楽しみに!

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この記事を書いた人

CAMOS TOKYOスタッフのNAOです。
【JSA認定ワインエキスパート / WSET LEVEL3 / チーズプロフェッショナル】
ワインに興味はあるけど、難しそうだからちょっと…という方がワインの世界に飛び込むきっかけとなる記事 & ワイン会のお手伝いが出来ればと思ってます。

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