【ワイン初心者でも選べる!】プレゼントでワインを贈るときの選び方

こんにちは。
CAMOSスタッフのNAOです。

リクエストを頂きまして、今回は「プレゼントワインの選び方」についてお話ししたいと思います。

”お酒好きのあの人へお祝いに華やかなワインをプレゼントしたい”などワインをプレゼントしたい時ありますよね。

ネットで探したり、ワインショップへ行ってみたけど…
こんなにたくさんあるワインの中から1本なんて選べない!!
ワインのプレゼント辞めよう…

私も経験あります。

今ではプレゼントワインのご相談を受ける立場となりましたが、私も経験ありますし、今でもワインのプレゼントは凄く悩みます。

今回は私の失敗など実際の経験談も織り込みながら、私が考えるプレゼントワインをご紹介したいと思います。

それでは始めます。

目次

はじめに

大前提として
プレゼントは気持ちが大切です。
頂いたワインがもし口に合わなかったとしても、あなたが相手の事を考えてプレゼントを選んでくれた事、その事が嬉しいと思ってもらえます。

ワインを選ぶ前に

ですが、せっかくプレゼントするなら喜んでもらいたいですよね。

ワインを選ぶ前に、私の経験からオススメしたい事と注意したい事をお話しします。

オススメ

プレゼントする際に、「このワインを選んだ経緯を話す」です。

最近、友人からワインを頂いたのですが、こんな事を話しながらプレゼントしてくれました。

①私の好きなインポーターでワインを買ってくれた事

インポーターとは海外のワイン生産者からワインを輸入して、販売している輸入業者です。

私はワインを飲んでいて、”このワイン美味しい。やっぱりこのインポーターだ!!”となる事があります。
そのインポーターが好むワインと自分が好むワインが一緒だという事です。

そのため、友人は私が好きなインポーターからワインを買ってプレゼントしてくれました。

②ワインを抜栓(開ける)際に、ワインが吹きこぼれる可能性がある事

やや微発泡のワインのため、ワインを振ったり、冷えてない状態で抜栓すると、ワインが吹きこぼれる可能性があると教えてくれました。

ただワインを渡してもらうだけでなく、注意事項まで教えてもらえるとその人やプレゼントについて考えていた事が、より伝わりますよね。

注意

「自分好みのワインを選ばない」です。

こちらは私がプレゼントワインを選ぶ時にやってしまった失敗談です。

私が飲んで美味しかったワインをプレゼントしようとワイン屋さんに買いに行きました。
店員さんと話していると、そのワインは好き嫌いが分かれるワインという事がわかりました。

”ワインを飲み慣れていない方にはあまりオススメしません。”と言われました。

例えばパクチーもそうかと思います。
好きな方と苦手な方、半々ぐらいに分かれますよね。

自分が美味しかったワインを選ぶのも大切ですが、「相手の好みなどを第1優先に選ばなくてはいけない」と学びました。

ワインの選び方3選+α

前項の「ワインを選ぶ前に」の「オススメ」と「注意」には共通してる事があります。

それは店員さんに相談してます。

周りに相談出来る人がいなかったり、ある程度プレゼントするワインを絞っていても、店員さんに相談するのは効果的です。
一緒にワインを選んでもらったり、選んだワインの詳細を教えてもらいましょう。

ワインを選んでもらう際は、こんな内容を伝えると店員さんも選びやすいかと思います。

プレゼント理由

誕生日、クリスマス、バレンタイン、お土産など、プレゼント理由はいろいろあるかと思います。

相手の好み

赤ワインが好き、このワイン(銘柄)が好き、ワインに詳しいなど相手の情報を伝えましょう。

では次に、私が考えるプレゼントワインをご紹介します。

エチケット(ラベル)で選ぶ

エチケットでお祝いはいかがでしょうか?

①ハートのエチケット

結婚記念日やバレンタインにいかがでしょうか? 

ワイン名Saint Estèphe de
Calon Ségur
生産地フランスのボルドー地方
価格¥5,000程
ワインの説明ボルドーのメドック格付け第3級、シャトー・カロン・セギュールが造るサードラベル。
セギュール侯爵はこのシャトー・カロン・セギュール以外にもメドック格付け第1級(1番上位)のシャトーも所有していました。しかし、どのシャトーよりも3級のこのシャトー・カロン・セギュールを愛しており、エチケット(ラベル)に大きなハートを描きました。

シャトー・カロン・セギュールはファーストラベル(最上級)からご紹介したサードラベルまであり、価格も様々。
どのワインにもエチケットに大きなハートが描かれていることは変わらないので、ご予算に応じて選ぶことが出来ます。

②熨斗のようなエチケット

どんなお祝いにもピッタリ!

ワイン名MUSUBI ~結び~
生産地日本の北海道
価格¥5,000程
ワインの説明和を感じるデザインのエチケット。この「MUSUBI」には2つの意味があるそうです。
1つは様々なブドウ品種が混ざっているワインなので、そのブドウ達が結ばれて欲しい、もう1つは飲んだ方が良いご縁に恵まれて欲しいという願いが込められているそうです。お祝い事にピッタリのワインですね。

味わいで選ぶ

ワインは「ワイン単体で楽しむ味わい」と「お料理と合わせて楽しむ味わい」の2つの楽しみ方があります。
次はワインの味わい重視でご紹介します。

①赤ワインなのにチョコレート

ワイン名Chocolate Tube
Primitivo Mare Magnum
生産地イタリアのプーリア州
価格¥3,000程
ワインの説明赤ワインなのにミルクチョコレートを思わせる味わい。甘いわけではなく辛口のフルボディです。
プリミティーヴォという凝縮した果実味が特徴のブドウ品種と樽を使った醸造によりバニラのニュアンスをつけて、チョコレートのような味わいを表現しています。
バレンタインデーにチョコレートでは無くチョコレート風味の赤ワインをプレゼントするのはいかがでしょうか?

②極甘口ワイン

甘口ワインは糖度が高いため、酸化による劣化がゆっくりです。
そのため通常のワインと違い、抜栓してから1か月程楽しめます。
日持ちするプレゼントは嬉しいですよね。
私が実際にプレゼントした甘口ワインをご紹介します。

ワイン名Domaine Ganevat
Vieux Macvin du Jura
生産地フランスのジュラ地方
価格¥8,000程
ワインの説明サヴァニャンという白ぶどう品種から造られています。
アルコール発酵の途中でマール(ブドウの搾りかすから造られるブランデー)を加え、アルコール発酵を止めます。
これによりが糖分が残るため、甘口になります。
甘い物が好きな友人へ食後のデザートで楽しんでもらいたくプレゼントになります。

③ロゼワイン

赤ワインと白ワインの中間の味わいとなる「ロゼワイン」。
さまざまなお料理と合わせて楽しむ事が出来ます。
綺麗なピンク色もプレゼンにピッタリですよね。

ロゼワインについてもっと知りたい方はこちらも読んでみてください。

※写真はロゼワインの一例です

縁で選ぶ

相手、または2人の縁ある場所や年のワインをプレゼントしてみませんか?

①生産地

今はほとんど全ての都道府県でワインを造ってます。
相手の出身地や思い出の場所で造られたワインのプレゼントはいかがですか?
ワイナリーでしか購入出来ない限定ワインのお土産も喜ばれそうですよね。

②ヴィンテージ

ワインにはヴィンテージがあります。
ヴィンテージとはブドウを収穫した年になります。
例えばワインのエチケットに「2018」と書かれていたら、2018年に収穫したブドウから造られたワインという事になります。

生まれた年のワインは古いヴィンテージになるため高額ですが、出会った年など思い出の年のヴィンテージワインもプレゼントに素敵ですよね。

困ったらこれ!!

絶対に外さないプレゼントワインをご紹介します。

①シャンパーニュ

華やかで特別感のあるシャンパーニュはやはりお祝い事にはピッタリです。

②紅白

紅白まんじゅうなどお祝い事には赤色と白色の組み合わせは定番です。
赤ワインと白ワインの2本セットでプレゼントするのはいかがでしょうか?

番外編

お酒が飲めない方へのプレゼントをご紹介します。

①ノンアルコールワイン

ワイン名Paul Giraud
Jus de Raisin Gazeilie
生産地フランスのコニャック地方
価格¥2,500程
ワインの説明高品質なコニャックを生み出す”ポール ジロー”が造るノンアルコールワイン。
ブドウは手摘み & ヴィンテージ付き、こだわりに溢れたノンアルコールワインです。
高い酸味と自然の甘み、紅茶のようなニュアンスも感じる素晴らしい1本。

ノンアルコールワインについてもっと知りたい方はこちらも読んでみてください。

まとめ

今回はプレゼントでワインを贈る際の選び方についてお伝えしました。
いかがでしたか?

相手の好みに合わせた味わいで選ぶ他にも、エチケットやその人との縁で選ぶのも楽しいですね。
どうしても選ぶのに困ったら、シャンパーニュなどの定番品を選ぶのも1つの方法です。

ただ、相手が一番喜ぶのは、あなたが「時間をかけて相手の事を考えて選んでくれた」という事です。

ワインを手渡す際は、ぜひその事を伝えてあげてみてはいかがでしょうか。

素敵な贈りものが見つかる事を願っています。

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この記事を書いた人

CAMOS TOKYOスタッフのNAOです。
【JSA認定ワインエキスパート / WSET LEVEL3 / チーズプロフェッショナル】
ワインに興味はあるけど、難しそうだからちょっと…という方がワインの世界に飛び込むきっかけとなる記事 & ワイン会のお手伝いが出来ればと思ってます。

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