ワイナリー旅行記|前編 長野県東御市

こんにちは。
CAMOSスタッフのNAOです。

今回は私がGWに楽しんだ長野県のワイナリー旅行記を2回に分けてお届けします。

写真たっぷりですので、お気軽にお楽しみ頂ければと思います。

目次

長野県のワイン

長野県は「日本ワイン」の年間生産量が山梨県に次いで第2位と日本のワイン造りにおいて、とても活気のある県です。

※「日本ワイン」とは国産ブドウのみを原料とし、日本国内で製造されたワインを言います。

2013年に長野県は「信州ワインバレー構想」を発表し、4つのエリアに分けて、長野ワインの魅力を伝えています。

信州ワインバレー構想 4つのエリア
  • 千曲川ワインバレー
  • 日本アルプスワインバレー
  • 桔梗ヶ原(ききょうがはら)ワインバレー
  • 天竜川ワインバレー

今回はその中でも千曲川ワインバレーにある、東御市(とうみ)と高山村のワイナリーを巡りましたので、ご紹介します。
※高山村は後編にてお届け予定

東御市

東御市では4つのワイナリーを巡りました。

Tomi Wine Map
東御市で巡ったワイナリー
  • ★1 LES VINS VIVANTS(レヴァンヴィヴァン)
  • ★2 Présentir(プレザンティール)
  • ★3 Rue de Vin(リュードヴァン)
  • ★4 Hasumi Farm & Winery(はすみふぁーむ&ワイナリー)

★1 LES VINS VIVANTS(レヴァンヴィヴァン)

LES VINS VIVANTS 醸造所

滋野駅(しなの鉄道)から徒歩約30分。

建物の周りには綺麗なブドウ畑が広がります。

ご夫婦お2人で全ての作業を行なっているため、訪問等は出来ませんが、畑の見学は楽しめます。

こちらのワイナリーHPを見ると、このように書かれています。

【ブドウ本来の力を引き出した栽培方法の確立と、その個性を隠さない醸造】

栽培に化学肥料は使わず、醸造には自然酵母を使用してワイン造りを行っているワイナリーです。

自然酵母とはブドウの果皮(ブドウの皮)などにもともと付いている野生の酵母です。
反対に培養酵母(ばいようこうぼ)はワイン造りに最適な酵母を選び、増殖させて、ブドウに添加しています。

シードル みずいろ

ワインはもちろんですが、私はこちらのワイナリーが造るシードル(りんごから造るお酒)を飲んで衝撃を受けました。
優しい甘味と爽やかな酸味、夏にゴクゴク飲みたくなるシードルです。

★2 Présentir(プレザンティール)

できる限りビオディナミ農法に即した有機栽培を行っているワイナリーです。

ビオディナミとは「生体力学」とも言われていて、化学肥料・農薬を使わず、天体の動きや、自然物質を使った特別な調剤を用いて自然の潜在能力を引き出す農法です。

例えば、収穫は月のリズムに合わせて満月に行います。
これにより土地や植物のパワーを最大限に引き出す事が出来るという考え方です。

★1のLES VINS VIVANTSから徒歩約20分。

まだ醸造設備を持っていないため、畑のみの見学を楽しみました。

この辺りはブドウ畑がたくさんあり、様々なブドウの仕立てなどが見学出来て、とても勉強になりました。

★3 Rue de Vin(リュードヴァン)

「Rue de Vin」はフランス語で「ワイン通り」という意味です。

一本の通りからワインのある生活が広がって欲しいという思いが込められているそうです。

★2 Présentirから徒歩約20分。

青い看板と車が目印になります。
日本とは思えない空間、「ワイン通り」がイメージ出来ます。

とてもしっかりとしたブドウの樹です。

2006年からブドウの樹を植え始め、2010年にワイナリー開設しています。

こちらのワイナリーにはレストラン、ショップ、宿泊施設まであります。

私はこちらでワインを飲みながらランチを楽しみました。

前菜
グラスワイン

写真左の「Deux Robes Violettes 2021(ドゥー・ローブ・ヴィオレット 2021)」というワインは、しっかりとした酸味と土のような複雑味もあり、特に私好みのワインでした。

★4 Hasumi Farm & Winery(はすみふぁーむ&ワイナリー)

【日本一小さなワイナリーが世界を目指す】

こちらをスローガンにワイン造りに取り組んでるワイナリーです。

★3 Rue de Vin(リュードヴァン)のお隣。

「日本一小さなワイナリー」が伝わる佇まいですよね。

中に入るとショップがあり、試飲も出来ます。

今回は試飲のワインをテラス席に持ち込み、ブドウ畑を見ながら頂きました。

白ワインの品種は竜眼(りゅうがん)、赤ワインはブラック・クイーンという日本固有の品種です。

酸味が高く、シャルドネやピノ・ノワールなどの国際品種とはまた違った深みのあるワインでした。

こんな素敵なブドウ畑を眺めながら頂くワインは絶品です。

次回

東御市のワイナリー4つをご紹介しましたが、いかがでしたか?

ワイナリーに行きたくなった!!
ワイナリー巡りの参考になった!!
などなど思って頂けたら嬉しいです。

次回は後編、同じく長野県の高山村にあるワイナリーをご紹介します。

お楽しみに!



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