Beaujolais Nouveau 2023

こんにちは。
CAMOSスタッフのNAOです。

今年もこの季節がやってきました。
11月の第3木曜日はボージョレ・ヌーヴォの解禁日!!!
皆んなでワインを楽しむ日です。

という事で、今回は既に知ってる方も多いかもしれませんが、「ボージョレ・ヌーヴォってどんなワイン?」から始まり、「今年の解禁日の盛り上がり予想」までしてみました。

是非、こちらの記事を読んで、”Beaujolais Nouveau 2023”楽しんで頂きたいです。

CAMOS TOKYOでは解禁後、最初の土曜日11月18日に「ボジョレーヌーヴォー2023解禁&フランス銘醸ワインパーティー」を開催しますので、ぜひお越しください!

目次

名前から説く

ボージョレ・ヌーヴォってどんなワイン?については名前を解読するとわかります。

「Beaujolais Nouveau(ボージョレ・ヌーヴォ)」はフランス語です。
日本語にしますと「Beaujolais(ボージョレ)」はフランスにある地区名、「Nouveau(ヌーヴォ)」は「新酒」という意味です。

ボージョレ地区はフランスを代表するワイン産地、ブルゴーニュ地方に位置し、有名なロマネ・コンティの畑があるコート・ドール地区よりも南に位置します。

フランス地図
重要ポイント

ボージョレ・ヌーヴォとはフランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で造られた新酒

新酒の特徴

新酒ならではの特徴を見ていきましょう。

解禁日と販売期間

ご存知の通り解禁日は11月の第3木曜日、フランスも同じ解禁日です。
日本とフランスの時差は8時間で、日本の方が8時間進んでます。
ここでお気づきの方や知ってるよ!という方がいると思いますが、そうなんです。

本場のフランスより日本は早くボージョレ・ヌーヴォを楽しめるんです。
面白い状況ですよね。

そして販売期間にも決まりがあります。
ワインの生産者は翌年8月30日を過ぎたらヌーヴォ・ワインを販売する事は出来ません。
新酒という言葉が使えなくなるです。

「新酒」は特別な事がうかがえますよね。

重要ポイント

解禁日は11月の第3木曜日
ワイン生産者のヌーヴォ・ワイン販売期間は翌年8月30日

ブドウ品種はガメイ

ボージョレ・ヌーヴォのワインはガメイという黒ブドウ品種から造られています。

ガメイは萌芽(芽が出る)と成熟が早いブドウ品種なので、早く収穫して醸造する事が出来ます。

また、少し難しいお話になってしまいますが、ボージョレ地区は栄養分の少ない花崗岩質(かこうがんしつ)土壌です。
この土壌はガメイの栽培に合っています。
ガメイは樹勢が強く、どんどん実をつけます。
これは良い事のように思えるのですが、ブドウ一房の出来が下がってしまうため、ワインの品質低下に繋がります。
栄養分の少ない花崗岩質土壌によりガメイの収量を抑える事が出来、ブドウ一房のポテンシャルが上がり、素晴らしいワインが出来上がるのです。

重要ポイント

萌芽と成熟の早いガメイでボージョレ・ヌーヴォは造られている
ボージョレ地区の花崗岩質土壌はガメイの収量を抑える事が出来、素晴らしいブドウが出来上がる

醸造はマセラシオン・カルボニック

ワイン造りは早さが重要です。

多くの赤ワイン造りでは、ブドウの細かい枝を取る作業(除梗)やブドウを軽く潰して果汁を出す作業(破砕)という工程がありますが、ボージョレ・ヌーヴォはこのような作業を行わないマゼラシオン・カルボニックという醸造方法になります。

醸造タンクに房ごとのブドウをどんどん入れていきます。
これにより重みでブドウが潰れて、果汁が出るのです。

重要ポイント

早さが重要のため、醸造はブドウの房ごと発酵させるマセラシオン・カルボニック

輸送は航空便

輸送も早さが重要です。

一般的なワインはコスト的に安い船便で輸送を行いますが、ボージョレ・ヌーヴォは航空便です。

重要ポイント

早さが重要のため、割高ではあるが航空便で輸送

新酒から読み解く

新酒の特徴から、ボージョレ・ヌーヴォの味わいと今年の解禁日盛り上がりを予想します。

味わい

ガメイは大粒で果皮の薄い黒ブドウ品種です。

酸味は高くラズベリーやレッドチェリーの風味を持つワインになります。

またワインの渋みであるタンニンはブドウの果皮から抽出します。
ガメイは果皮が薄い事、そしてマセラシオン・カルボニックの醸造は果皮と接触する時間が短いため、渋み控えめのワインになります。

そしてもう一つ、セラシオン・カルボニックの醸造によりキャンディやバナナのような香りが生まれます。

ワインを熟成させる時間はもちろん無いため、複雑味も楽しむのでは無く、フレッシュ&フルーティを楽しむワインとなります。

重要ポイント

ボージョレ・ヌーヴォは酸味が高く、優しいタンニン、ラズベリーの風味やキャンディの香りが楽しめるワイン。
爽やかでチャーミングな味わいのため、冷やしても美味しい赤ワイン。

今年の解禁日盛り上がり予想

今年は去年に比べて、解禁日は盛り上がると予想します。

去年はボージョレ・ヌーヴォを購入しない、解禁日パーティを行わない人達が多かったと思います。
その理由はワインの価格がとても高かったからです。
価格高騰の理由は空輸便にあります。

・燃料の高騰
・ロシアによるウクライナ侵攻で空輸ルートの遠回り

今年は去年と比べるとボージョレ・ヌーヴォの価格は落ち着いているように思いますので、解禁日を楽しむ方が増えるのでは無いでしょうか。

まとめ

ボージョレ・ヌーヴォについてまとめます。

・解禁日は11月の第3木曜日
・生産者の販売期間は翌年8月30日
・品種はガメイ
・醸造はマセラシオン・カルボニック
・輸送は空輸便
・フレッシュ&フルーティ、冷やしても楽しめる赤ワイン

ボージョレ・ヌーヴォ2023の解禁日をみんなで楽しみましょう!

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この記事を書いた人

CAMOS TOKYOスタッフのNAOです。
【JSA認定ワインエキスパート / WSET LEVEL3 / チーズプロフェッショナル】
ワインに興味はあるけど、難しそうだからちょっと…という方がワインの世界に飛び込むきっかけとなる記事 & ワイン会のお手伝いが出来ればと思ってます。

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