ブラインドテイスティング(ソムリエ二次試験を終えて)

こんにちは。
CAMOSスタッフのNAOです。

私的な事ですが、10/16にソムリエの二次試験を終えました。

ソムリエの二次試験では品種や生産国などがわからない3種のワインとワイン以外のその他酒が2種用意されます。

その他酒はその酒が何か答える、ワインはテイスティングコメントから始まり、最後はヴィンテージ、生産国、品種を答えます。

簡単に言うとブラインドテイスティングです。

今回はソムリエ二次試験の対策として、ブラインドテイスティングを勉強し、私が個人的に感じた事を書いてみました。

ソムリエなどを目指す方はもちろん、ゲーム感覚でブラインドテイスティングを楽しみたい方にも気軽に読んで頂けると嬉しいです。

目次

ブラインドテイスティング

私が考えるブラインドテイスティングの魅力は、目の前のワインとしっかりと向き合える事だと思います。

会話がメインで、楽しくワインを飲む時間はもちろん素敵ですが、このワインはどんなブドウ品種から造られて、どんな環境で育ったブドウなのか?など、ワインをメインに会話を楽しむ事も素敵な時間です。

自分の傾向を知る

同じ辛さの食べ物を口にしているのに、「辛い」という感想を持つ方もいれば、「辛くない」という感想を持つ方もいる、こんな経験はありませんか?

人それぞれ味わいの感じ方は違いますし、時間帯やその時の精神的状況でも味わいの感じ方は変わります。

自分がどういうタイプかを知る事が一番大切だと、今回勉強して感じました。

例えば、ブラインドテイスティングを行っていると、最初に「このワインはこのブドウ品種!」と決めても、少し時間が経って、もう一度飲むと「あれ?違うかも…」となる事はとても多いです。

そのような時は、「最初に決めた品種を選ぶと良い」と聞いたことがあります。

迷って決断出来ない時にはありがたい言葉だったのですが、私は後から感じた品種が正解になる事が多かったのです。

そこで、なぜそのような事が起きるのか分析してみました。

私はもともと少しの事でも緊張してしまうタイプなので、ブラインドテイスティングでも初めは緊張して香りがとれず、酸味ばかり強く感じる傾向にあるとわかりました。

その事がわかってからは、最初に決めた品種ばかりで無く、後から感じた品種も考慮して解答しています。

そしてもう1つ、ブラインドテイスティングをスタートする前に行う作業が出来ました。

それは、口の中を酸に慣らすため、初めに白ワインで口をゆすいでからブラインドテイスティングをスタートします。

自分の傾向を知る事で、ブラインドテイスティングを行う際にするべき事が明確になります。

これは私の傾向の一例です。

一人一人で傾向は違いますので、自分の傾向を分析して見ましょう。

テイスティングの押さえるポイント

決められた時間内に目の前のワインを分析し、結論を出さなくてはいけないため、「ワインの押さえるべきポイント」を知りましょう。

これも先程お話しした、ブラインドテイスティングを行う時にやるべき事を明確にするという事です。

私は以下の内容を重視してブラインドテイスティングを行なっています。

・酸味と果実味(アロマ)
・樽のニュアンス
・アルコール度数
・タンニン(赤ワインに限る)

1つづつ詳しくお話しします。

酸味と果実味(アロマ)

ワインの酸味と果実味の強弱からわかる事があります。

品種

食用のブドウでも言える事ですが、酸味が高い特徴を持つブドウ品種もあれば、酸味が低い特徴を持つブドウ品種もあり、そこからブドウ品種を推測出来ます。

また、そのブドウ特有のアロマからもブドウ品種を推測する事が出来ます。

例えばソーヴィニヨン・ブランという白ブドウ品種は草のようなアロマが特徴的で、そこから品種を推測出来ます。

生産地

冷涼な場所で育ったブドウは酸味が高く、果実味は控えめ、逆に酸味が低く、果実味は豊かなワインは暖かい場所で育ったブドウと推測出来ます。

酸味と果実味の強弱でブドウ品種と生産地が推測出来ます。

樽のニュアンス

樽のニュアンスからもわかる事があります。

一概には言えませんが、アロマティック品種と呼ばれるソーヴィニヨン・ブランやゲヴュルツトラミネールと言う白ブドウ品種から造られたワインは、ブドウのアロマを大切にするため、醸造はステンレスタンクのみで行う事が多く、樽のニュアンスは無い事が多いです。

ニュートラルなブドウ品種と言われる、シャルドネという白ブドウ品種は樽を使う場合も、使わない場合もあります。

そして、赤ワインは樽を使ってる事が多いです。

生産者にもよるのですが、樽のニュアンスを強く効かせてワインを醸造する傾向にある生産地や伝統的手法により樽のニュアンスが強い生産地というのがあります。

樽から来るバニラの風味を強く感じる時は、アメリカなどの新世界、旧世界だとスペインのリオハと言う場所で造られたワインと推測出来ます。

※新世界と旧世界について知りたい方はこちらからお願いします。

樽のニュアンスからもブドウ品種と生産地が推測出来ます。

アルコール度数

こちらは酸味と果実味の関係に似ています。

ワインのアルコールはブドウの糖に酵母が働きかける事で生じます。

そのため、暖かい場所で育ったブドウや、糖度が上がりやすいブドウ品種はアルコール度数が高くなる傾向にあります。

アルコール度数からもブドウ品種と生産地が推測出来ます。

タンニン(赤ワインに限る)

タンニンはブドウの果皮から成分を抽出する事により生じます。

そのため、タンニンを強く感じるワインは果皮の厚いブドウからワインが造られていると推測出来ます。

また、ブドウの果皮からは色素の成分も抽出されますので、果皮の厚いブドウ品種から造られるワインは色調が濃い事が多いです。

タンニンからはブドウ品種が推測出来ます。

まとめ

私もブラインドテイスティングで品種や生産地を外してしまう事が多く、語れるほどでは無いのですが、自分の味わいの感じ方を知り、ワインの押さえるポイントを把握する事は大切だと感じています。

これによりブラインドテイスティングをする際に戸惑う事なく、スムーズに作業を進める事が出来ます。

冒頭でもお話ししましたが、ブラインドテイスティングは目の前のワインとしっかりと向き合う事が出来ます。

時々、ワインのブラインドテイスティングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

今後、様々なブドウ品種の特徴についても書いていきたいと思ってますのでお楽しみに!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

CAMOS TOKYOスタッフのNAOです。
【JSA認定ワインエキスパート / WSET LEVEL3 / チーズプロフェッショナル】
ワインに興味はあるけど、難しそうだからちょっと…という方がワインの世界に飛び込むきっかけとなる記事 & ワイン会のお手伝いが出来ればと思ってます。

目次